どうして外壁塗装が必要なの?
外壁塗装を行うのは2つの目的があります。
1つは、建物の美観を保つためです。
長年住んでいると、太陽光(紫外線)を浴びたり雨風にさらされることによって色褪せたり、外壁の汚れが目立ってしまいます。
一般的に新築時の塗料というのは、あまりいいものを使っていないことが多いと言われます。
実際に家を建てる際は、色々なところに費用がかかるため、塗料にまで予算が回らないのが現状なためです。
やはり住宅が多くある中で、一件だけ外観が汚い家があったらイヤですよね。
そこで外壁塗装を行うことで、建物の美観を保つことができます。
売却を考えている人や、店舗を営んでいる人の場合は、そういう目的で行う方も多くいらっしゃいます。
2つ目は、外壁の機能を保つためです。
外壁というのは美観のためにあるわけではありません。
暑さや寒さをシャットアウトしたり、家屋に水が侵入するのを防いでくれるわけです。
しかし、建物は太陽光(紫外線)や雨(酸性雨)、大気汚染、地震や台風時に起こる振動など、常に色々なものにさらされています。
これらを放置しておくと、断熱材が湿気を含んでしまったり、鉄の部分が錆びる、木材が腐敗するなどし、家そのものが傷んできます。
家そのものが傷んでくると、今度は外壁そのものを張り替えるなどの大型リフォームが必要になってきます。
仮に湿気を含んでしまったとしても、軽いうちであれば外壁を塗り替えるだけで機能を保つことができるので、定期的にメンテナンスを行うことが必要なわけです。
メンテナンスをしっかりと行うことで、建物の美観を保つだけでなく、外壁の寿命や建物の耐用年数を向上させることにつながっていくのです。
塗替えの目安は?
新築で一戸建てを購入した場合、すぐに塗り替えが必要になることはありません。
外壁の状況によっても変わってきますが、初回は約7年~10年後に、二回目以降は10年~15年を目安にして塗り替えを考えればいいと言われています。