大牟田市の地理的特徴
大牟田市は福岡県の最南端にあります。
かつては「炭鉱の町」と言われ、福岡県内ではみやま市、熊本県では荒尾市や玉名郡南関町と隣接しています。
特に荒尾市とは三池炭鉱が栄えていた時から結び付きが強く、今も経済的結び付きが強く残っています。
福岡県と言っても南の端にあり、福岡市とは北に65km離れており、むしろお隣の県になる熊本市(南西に45km)や佐賀市(北東に35km)の方が距離的には近く、隣接県からの影響を強く受けています。
隣接区域の熊本県荒尾市とはお互いの行き来の量も非常に盛んで、県境を挟んで人口集中地域を形成しています。
大牟田市は重化学工業が盛んな地域で、隣接区域の荒尾市などで構成されている大牟田都市圏に住んでいる人たちのためのサービス行も盛んです。
かつては石炭産業で栄えた町として知られていますが、石炭産業の衰退後は徐々に人口減が進み、環境リサイクルなどの新興産業によるエコタウン化や大牟田テクノパークへの工業誘致に力点を入れて復興を図っています。
空気がきれいで、水質や土質も良い都市とも言われており、2007年の米フォーブス誌の「世界の最もきれいな都市トップ25」に神戸市とともに選ばれています。
気候的にも大変に温暖な地域で、有明海が臨めることから福岡のりや温暖な気候を活かしたみかんや巨峰やたけのこ、三池たかなの生産でも知られています。
しかしながら10万人以上の都市の中では人口減少率は最も高く、現在過疎地域に指定されています。
大牟田市に住んでいる人の性格
最初は筑後弁にビックリする人も多いようです。
ただ、基本的にはとても真面目で粘り強く、温厚な性格の人が多く、馴染んでくると仲良くなりやすい特徴があります。
最初は粘り強く話を聞き、誠実に対応していけば確実にファンになってくれる地域性でもありますので、真面目で粘り強い人の多い、大牟田市民の特徴を考えると、古くからの結びつきも大切にし、自分にとって納得の行く業者を納得行くまで粘り強く探す人が多いと言えます。